環境認識とは…。謎解きは飛躍のチャンス
以前にも書いてますが…
人に教えれるトレーダー
は、MTF分析時の各時間足のオシレーターが示す方向が上下逆の時の理由を説明出来ます。
説明出来なくても利益は取れますが、説明出来ない理由にはなりません。MTF分析は誰でもやっているもので、やらずして利益を取れるのは本当に短いpipsだけで上下逆の理由が分からなければ必然的に抜ける幅が制限されているのは明白です。
難問でもなんでもなく、それが分からないならMTF分析も出来ていない事になるので人に教えれないとなるわけです。
環境認識、私がいう現在地というのはそういうことです。
昨日のロングと今日のロングは似ていても非なるロングです。先週のショートと今日のショートも全く違い、毎日どこかで起こってる上下の波はいつも同じようなものと思ってるから逆行に遭います。
到達レートがある程度分かるからここはスキャルでいこうと選択したり、次のポイントでデイトレというトレードが出来るんです。
あと50pips程度上昇で止まって徐々に下降に入る、この上昇は逆張りにあたるから今エントリーしても揺らされて素直に抜けない。
エントリーするなら3時間は待たないと損切りの危険性が高い。
こういう分析ができるかどうかでトレードの楽さが全然違ってきます。
到達レートにアラームを合わせて待てばチャンスが来るんです。後は微妙なエントリータイミングをMTF分析で詰めていくと的確なポジションを取れます。
時には失敗もありますが、良いポジションを取るために敢えて損切りすることもあり、絶好のエントリーでは数時間〜数日放置してどんどんpipsを伸ばします。
これが私が行なってるスタイルです。
レンジブレイクでどっちに抜けるか??…その前にレンジに入る事もレンジを抜く方向ももっと前に読めています。勿論読めない難しい動きもありますが全く読めないということはありません。
私がTwitterに貼ってるポジションを見てください。
レンジが発生してる底の位置からロングや、上からショートを入れてるのがお分かり頂けると思います。
環境認識とは、現在チャートのどの位置にローソクがあるか、これから数時間どう進むか、明日にはポイントに到達するかなどをエントリーするまでに見ることを言います。
今誰が見ても分かるロングなのかショートなのかではありません。FXは過去〜現在の動きをいくら見ても利益になりませんので、環境認識・分析手段としては数時間先まで見れるものに優位性があります。
相場はイレギュラーなことが起こりますが、予測ではなく決まったローソクの予定は時間が経っても変わらず進みます。指標がファンダメンタルだけで動いておらずテクニカルでも読めるのはそのためです。
そういう分析テクニックがあるのに、無いと決めつけるのは本当に勿体無いと思います。
FXの謎解き
仮に上記のような事は無理だと決めたとしましょう。
数時間先のチャートを読むのは不可能だと断言した場合、そのトレーダーは今動いてるチャートだけを見て判断してることになります。
その判断でどれだけのpipsを取ると想定してるかは分かりませんが、上昇か下降かだけ"当てに行ってる"のであれば利確ポイントも適当です。
不確かさで言えばこれも根拠がない事ですね。
どっちも50%の分析であればお互いに相殺して0になりますが、では、10pipsしか抜けない人と余裕で50pips取ってる人の差は何でしょう。
ただ長くエントリーを保持しただけの差でしょうか?
10pipsの人は20pipsまで欲を出して伸ばして逆行され含み損になった経験は絶対にあるでしょう。怖いから利確してる、今そこで利確しないと取り損ねると思っての利確が含まれます。
その後のチャートの動きを見ても利確しておいて正解だった。という事も経験しています。
50pips以上になってくると、そうした逆行を乗り越えてしか行かないローソクの動きがあります。ただ放置しただけでは取れない上に、大きなpips狙いになるほど含み損時間も長い時があり、含み益に転換してからも利益が減るのを目の当たりにしながら耐えるので根拠なくして待つことさえ出来ません。
このようにpips差で疑問が出てきますね。
pipsが大きいほど正しいということではありませんが、先が分かる分析の観点から言えば、前者より後者の方が数時間先を読めている証拠です。
自分の分析方法では分からないと認めるべきで、私はこういう風に自分のレベルを把握して未熟と認め、疑問を1つづつ浮き彫りにさせては仮説を立てて検証をして今日があります。
研究テーマがあるだけで楽しいか、それは分からないままでいいかは人それぞれですが、出来ている人がいるのは確かなので、FXの謎解きは変なチャートの説明よりも遥かに飛躍出来るチャンスです。
私が直接的な説明をしないのはそういった理由です。個別アドバイスではチャート画面に矢印やラインを記入して説明していますが、どのスタイルのトレーダーが見ているか分からないブログ上では、先に今入っている固定観念の情報を抜かないといけない人もおり、別解釈になってしまうことを避けています。
株式投資では、テクニックの前になぜその銘柄がいいのかの説明は文章で出来ます。スポーツでも同様に重心移動や腰の入れ方は目の前にいない人には文章で考え方を伝えれます。これと同じことなんですが、FXはナゼか絵で見て分かりやすい方に流れますね。
勝ってる人はどこでポジションを取ったかを分かっても真似は出来ないし、肝心なのはなんでそこでエントリー出来るのか、エントリーしようと思ったか、どういう見方や根拠で決めたかが大事です。
では、数時間前から数時間後にエントリーするまで何枚ものスクショでチャートを追って説明してる人を見た事がありますか?
絵で見たら分かるという人に1エントリーでこんな面倒な事をしていたらトレードに集中できません。という事は本当に勝てる情報というのは表には出ていないんです。
だから当然湧いてくる疑問に応えるために個別アドバイスが必要です。
FXの謎がある場合は遠慮せずに聞いてください。全てではなくても分かる事はお応えします。
そして自分の疑問は大事にしてください。そのテーマには答えがあります。