男前トレード〜損切りする時しない時
Twitterにもupしましたし以前にも書いていますが…
損切り
って本当に間違ったというときです。
皆さんのトレードはどうされてるか分かりませんが、私の感覚だけで言わせてもらうと、間違いは3割で、7割が切らなくても良いエントリーだったりします。
本当に方向性が外れたらコレは切るべきですが。
その7割の内容は個々の許容範囲によるところが大きいですね。
簡単に言うとビビり損切りか分からないが故の損切りです。
エントリー後直ぐにラインから数十pipsまでのところにストップを置くと高い確率で切られます。
切った後に方向通りに行く事が多いのでコレは無駄な自動損切りで余計なマイナスですね。
国内業者でこれをやってたら本当に段々負けていきますし、勝ってる人が少ない理由の1つでもあります。
ローソクの見た目の問題で逆行されると不安になりますが、それで切ってると本当に損切り貧乏になりますので、
①エントリーの方法を改める
②性格(これって大きい)
が課題です。
ビビり損切り
が性格によるものであれば
①エントリー前から待つ(見極め)トレーニング
②安心出来るエントリーを研究〜絶対方向
しかありません。直すのではなく損切りしないで良いポジションを取ればビビらなくても良いという逆の発想です。
※また出てきましたね逆発想
ストップもそうですが、最初から逆指値を考えてるエントリーの方向では弱音が入ります。
絶対にこっちだっていう100%の自信でエントリーして、もし本当にダメなら潔く諦めて切れば良いし、損したらその倍のpipsを取れるエントリーを待てば良いんです。
ここで回数で補おうと叩くともっとしっぺ返しや往復ビンタもらいます。
Lotは一定の方が良いでしょう。Lotを上げて早く損した分を取り返そうとすると先程より確実に証拠金が減ってるのにレバレッジを上げる(証拠金維持率を下げる)ことになります。
メンタル…
FXにはメンタルと言われますが、損切りを待つメンタルの強さ、Lotを張れる強さ、利確を待つ長さ。
ではなく、損失が出た後の立ち直りの早さです。
失ったものは戻らないし、どういう原因でそれを招いたか反省して次に活かせるのがメンタルの強さと思います。
負けた悔しさの中、お金を失った時の軽い虚無感、その渦中にしか出来ない自己分析があります。記憶が新しい方が深堀り出来ますね。
この嫌な反省を土日にどれだけ出来るかが将来的に大切です。
誰でも失敗しますしそこで止まっていたら続けてきた努力も0になりますね。出来てることを台無しにしないのが本当のメンタルコントロールです。
コツコツドカンしても、これからしない工夫をするしかなく、また復活も出来ます。より強くなって。
私達は色んなことを経験してきて、恐らく皆さんが考える以上の修羅場も経験しています。でもFXは…いや、スポーツでも勉強でも仕事でも、そういう度胸じゃなく、上記の立ち直りが大事ですよね?
『人が行く裏の道を探すには、人がしない失敗も経験しなければならない』
と思います。
弱った時は勝ってるぽい人のあたかも精神論に頼りたいですがそれは逃げです。コレはそういうことではなく、上手くいってる人ばかり見るんじゃなく自分の失敗が一番の教師で、人が経験しない失敗が宝って意味です。今作りました。
『相場師は孤独を愛す』という格言通り、皆んなが見ていたり信じてることで9割が負けているなら、それを捨てて自分のオリジナルの道を探すしかありません。
勝ってる人って実際に結構孤独ですよ。大衆が信じていることを覆すものを持っているけど理解されないからです。だから1、2割だけが勝ってるんですよね。
このブログも同じで大衆に受け入れられるように書いていません。もっと良い事ばかりを載せればウケが良いのは分かっていますが、それでは意味がないからです。
本当に頭を何回も打てばFXは突破口が出てきます。
戻してくるローソク
コレはローソク1本でも集合体でもあります。
この戻しの幅を計算してそれよりも先にエントリーをするか、戻されるpipsはこの範囲と分かれば少し耐える事も出来ます。
この計算が狂うぐらいの事が起きそうとか…読みが間違えたという時が本当の損切りです。
大きくpipsを取りに行くほど逆行も大きく耐える時が出てきますので、乗り越えるポジションの見極めが難しいテクニックです。
スキャルで5pipsで良いって時は、逆行の範囲も10pipsまでという方も多いと思いますが、勢いがある相場でない限り、進むべき方向は遅く、逆行ほど早いんですよね。
コレが間違ったと思ってしまう原因でもあります。
もっと上位足で読めてたら完全に拭い去れる不安なんですが、どうしても動いてる下位足のローソクばかりでトレードしたい人がする失敗です。
固定観念…
損切りとは直接関係ありませんが、手法の種類によって発生しやすい損切りもあります。
スキャルはデイトレではない…という固定観念はダメです。見方は全部の足が大事(MTF分析)で、デイトレ区間こそスキャルの取り放題が起きます。だから読み方はスキャル〜スイングも全部同じですね。
それでも…違うと言う場合は知る事が大事です。
チャートはX軸とY軸、時間軸と価格軸ですね。
皆んな共通の時間内の取引で通貨ペアで価格変動やボラティリティの違いが出てきますが、時間の進み方は一定であるのにスキャルだけが何回もチャンスがあると思うのが間違いの元です。
何回も細かく利確してるだけでチャンスがいくつもあるわけでもないんです。デイトレはそのスキャルが避ける場所も含めて一方方向に長く取りに行ってる違いだけで、取るポジション的にはそんなに大差ありません。
沢山の短いpipsの勝ち履歴が増えると勝ってる気がしてきますが、1つの負けで根こそぎ取られるドカンの危険性も高まります。
トレードチャンスというのはそんなにないのに回数をすると出てくる大きな落とし穴です。
損切りが上手くなれば資金管理も上手くなる…という方もいれば、私のようにそもそも損切りすることを考えないポジション(理想型)って考えもありますね。
何が正解ではなくそれぞれの資金で投機的にFXしてるのだから各々で考えていくことですが、本当に精神論に縋ってる人が多いです。
見直すべきは自分のトレードで現実です。気持ちが救われてスッキリしても自分のトレードが改善されるわけでもなく…
意識改革とか自己啓発とか他に横文字を多用したような、私はそういう言い方はしませんが、試練や課題ってFXの場合は色んな仮説を立てて検証出来る絶好の機会でもあります。
FXは比較的少額で投機・投資が出来る商品ですが、ここで勉強してるチャートの読み方はFXに限らず、チャートがある全ての取引に応用が利きます。知らない人よりは稼げるステージにいるのだから、欠点を見直すぐらいなんてことはない復習ですよね。
自分はお金が増えたら専業になる…という甘い考えじゃなく、最初からこれで上手くならなかったら明日生きれないというプロの感覚と覚悟があれば、どんな失敗や成功も大事に出来、変な精神論に騙されないはずです。
研ぎ澄まされた感覚で集中してチャートを見る癖は付けて欲しいってことです。