★ 考え方だけで勝てる2

 

考え方だけで勝てる1



手法の種類が違っても…

手法というのは分析があってのエントリーの確認という説明をしました。

だから幾つものパターンや方法が存在します。


どれも違って見えますが、同じ通貨ペアで同時刻帯のチャートで利益を取れる箇所というのは、殆ど皆さんで共通してるので、全く違った手法であっても結果は同じことをしてるんですよ。


手法が違っても、分析方法が違っても、間違っていたら利益を取れないのがFXなどのチャートです。

分析理論も突き詰めていくと各種似てる共通項が分かり、この手法はこの部分を言ってるんだと分かってきます。

最初のうちは自分に合った手法を探すという、見え方が違ってるが故の作業がありますが、武術の種類や扱う武器の種類を選択して自分はこれで極めるんだと意気込むような差はFXにはありません。

違う道を進んでる様でも山の入り口が違うだけで頂上は同じ所という感覚に近いかもしれないですね。

ダウ理論とエリオット波動も名前と表現が違うだけで同じことを言っています。



各種手法の合理性が納得できるようになると、次に見えてくるのは…

この手法では利益を取れないという理屈に外れたものが見えるようになってきます。

手法が違うと見抜けないだろうから別のものを持ってきてという騙しは勝ってる人には通用しないということでもあり、分からないことというのは自分よりレベルが上の技だけです。


だから、どんなに綺麗事を書いていてもこれは違う…というものが分かります。また、そうなってこないと上達してるとは言えません。


FXはゲームの競争とは違って、良いポジションとか、利益額を比べるものじゃなく、誰でも利益になればそれが正解なのですが、この世界は嘘を誠にして別ビジネスで入ってる人が多く、惑わせるのは別の話だから見抜いてくださいということを色々と書いています。



将来性…

残念ながら人は一度信じ込めば簡単に逃れられない性質があります。

どんなに取引で負けても自分が悪いと、反省して改善していく努力は素晴らしいのですが、偽の入り口から入って間違った上に築いたものはどこまで行っても偽でしかありません。

厳しい言い方ですが、世の中も、投資や投機の世界も甘くはないのでこれが現実です。出会い方や、軌道がズレると簡単に戻せない事もあります。


FXも同じです。だからこそ早く手を打つ方が良いという説明をしています。しかし、自分で気付かない事は誰が何を言っても聞かないのが人です。プライドが重なればもう修正さえも無理になる場合もあります。


私には損がないので誰がどんなトレードをしていても無関係。と他人行儀に言えばそれで終わってしまいますね。


折角、FXやその関連の投機商品に出会っても、参考にするもの、信じるものが違うだけで将来が決まってくるのは本当に勿体ないことです。


付け加えておきますが、私の手法や分析が正しいから来てくださいという意味で書いてるブログではありません。

私はトレーダーなので、難しい人や手の施しようがない方の依頼を受けて自身のトレードのペースを乱すようなことはしませんし断る権利や自由もあります。

あくまで、これを読んでくださってる方々が現状で伸び悩みがあるなら、それは正しい分析や手法なのかと自分に問いかけて欲しいという訴えです。本当に考え方1つで大きく利益に影響する手法は出来上がりますので。




分析の検証とマイルール

検証は大切です。

FXを始めていくと色んな言葉を覚えていく過程で、知らない分析法も発見していきます。

どの方法でトレードしても正解ですが、ただ表面で理解するよりも実際に未来のチャートで試して自分のものにする検証を継続して自分が使えるトレード方法が出来上がります。


三尊と言ってもきれいな形ばかりではないし、Wトップやボトムも、そればかり考えていてはいざそのパターンにはまらないと読みが外れたまま次の動きの予測も外れてきます。

三尊もWトップもエントリーの根拠とするならマイルールとしてはシンプルに単なるチャートパターンです。

細分化するほどマイルールが複雑になって守れなくなります。


私が言ってる検証はラインの箇所や引き方、チャートパターンの一部のこういった単体のものではなく、もっと皆んなが思いつかない発想で仮説を立てた検証です。


例えば、上にある例で言えば、なぜWトップと三尊が発生するのか、三尊に成る時と成らないその差はなぜなのか、エリオット波動はどういう時に発生するのか。など

疑問などは山ほど出てきて当然ですよね?

分かれば三尊が出来上がるのを待つよりも、もっとエントリーに役立つ見方が出来ると思いませんか?


こうした疑問から、上昇している中でどういう時にWトップとなるサインが出るのか、こうではないかという仮説を立てれます。それを検証・研究していくんです。

高値を2回否定されたら下降する、大衆心理で皆んながショートを入れるからだ、と言われても本当に皆んながショートを入れてるのかって疑問は出ませんか?

なぜ同じような高値できれいにWトップとなるのか、そのあと落ち込んでもまた上昇してもいいのに大下降となった。

要人発言があったからだという人もいますが、いつもいつもタイミングよくその形が形成されて指標で変化するのも不自然。


私はこうした疑問からある仮説を立てたりしながらチャート形成と指標の関係性も研究テーマとしてチャート分析を進めてきました。


考えてもどうにもならないこと、答えがネットに載ってないから意味がない、ローソク足を見てプライスアクションで入れるからどうでも良い。

そういう方もいると思いますが、私は損切りをしないで済む、人の裏を行くエントリーを理想に研究してるので理屈を知って根拠を持ってエントリーしたいタイプです。

仮説や推論の必要性、永遠のテーマや研究材料って本当に沢山あります。






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