移動平均線は究極のインジケーター

 



皆さんは移動平均線使ってますか?

世界中で使われてる最もポピュラーなインジケータと言っても過言ではないもので、使わないって人はあまり聞いたことがありませんが、表示ぐらいはされてるチャートが多いですね…


基本的にインジケーターは全て遅行線で後追い指標です。ローソクの動きを受けて計算で出されてるので、ローソク足を形成するレートの動き次第で後から変化します。

だから先を表すインジケータはありません。が、先の動きをも読める代表が移動平均線です。他のインジケータも移動平均線を軸に考えられてるので代表と言えるという簡単な理由ですが。



法則

移動平均線には「グランビルの法則」という代表的な法則があります。

知らない方も知っている方も、もう一度見てみてください。


初心者の方はもっと難しいものを習得したいと思って色んなことに手を出して、広く浅く色々知って何も使えず負けるパターンに陥りやすくなります。負ければ自分には知識が足らないと思いまた探す旅に出たり、自分が知らない事を知ってる人や、変わったラインを引いたりインジケータ複数使う人に興味と好感を持ちやすいですが…

グランビルの法則、結構これだけでも勝てる要素が入っています。

共通して言えますがFXは……出来ている人ほどチャートはシンプルで、初心者・中級者は逆の事をしていることが多いです。




移動平均線の期間

移動平均線の教科書では、期間設定については書かれてますがそれが正しいという事もなく、また自分のトレードにその期間が合っているかは別で、結局は自分で見つけていくしかないものですが、この期間設定が違うだけで相場の見え方は大きく変わってきます。

例えば「ゴールデンクロスでロング」と言われても、表示している期間が20と75の方と、40と200の方では全然違うクロスのタイミングです。


自分はスキャルじゃなくデイトレだから期間設定を広げて表示した方が良い……と思ってる方は多いですが、意味もなく本数を増やせばチャートを分かるようになるものじゃありませんよね。

細かい部分が見えなければ今より有利な売買タイミングを見落としてる事にもなるので、森も木も見て、今どこの木を見ているかという現在地がしっかりイメージ出来ていなければ移動平均線も使い切れません。

本数を増やすということはクロスのタイミングもその分遅れるので、本来は50pips上でショートを入れれたって場面でもまだデッドクロスしていないって事が起きてきます。

やっとクロスしたと思ったら、そこで波が終わり反転してロング。これでは意味がない期間設定ですね。プロが使ってる期間というのは正しいとは限りません。



意味がある期間設定

その人にとって意味がある設定にすべきです。合ってても間違っててもです。間違いであれば修正していけばしっくりくる設定値が見つかります。

移動平均線のSMAとEMAにも好みがありますし、表す曲線も変わってきて両方の良さがあります。

意味の部分ですが、例えば30分足をよく使う人が、短期20、中期60、長期120に設定したとしましょう。

短期は30×20=600で10時間

中期はその3倍で30時間。長期はその倍で60時間の動きが見れますね?

15分足ではその半分で、5分足は1/6です。


東京時間、ロンドン、ニューヨークの開場や値動きを考慮する移動平均線は、プロが使ってる数字を単に真似るよりも、実用的にローソクの値動きに即してますし、チャートを読む時はこうした実際の動きのものに合わせていく必要があるというのが私の考え方の1つです。

※私は上記の設定にしているわけではありません。


200EMAを使う方も多いと思いますが…1年の市場日数で200にしている……という事を読んで真似ての方が大半と思います。市場日数は240〜250日平均なので200は一体どこから出てきた数字か不明です。

私個人的には、200の曲がらない移動平均線を使うなら、平均を表す移動平均線で曲がってこそ意味があるので、ポジショントレードで数年寝かせる人以外は240の半分の120〜125で1年を見るには充分に思います。




移動平均線の動き

ローソク群がショートで下がったトレンドの後、転換を迎えて次はロングに変わるか、さらに戻り売りでショートトレンド継続って場面の時がありますが、短期2本や短期と中期のゴールデンクロス(GC)を待つ時、中期が下がってる時のGCは再度ローソクが落ちます。3本の位置関係、長さとローソクの位置を見るのは乖離云々より精度が上がります。教科書にはない移動平均線の読み方①です。

その方の期間設定によって見方も変わりますが、さらに移動平均線GC前は下位足ではボリンジャーのアッパーバンドに当たったりミッドバンドで揺れるのでGC前が一番揺れます。

移動平均線の教科書にはないこと、どういう時にエントリー出来るかも移動平均線だけで見れますし、ロングを入れれる目線の中でもここは陰線が出るから下がりを待ち、そこでロングを入れる方がエントリー直後に含み益にしやすい。という数pipsのタイミング技もあります。

どこでレンジや揺れが起きやすい、どこで逆線が出るなども移動平均線で読めてきますので、ダマシが多いインジケータを使うなら移動平均線に拘った方が成績が良くなると思います。ラインを引かなくてもネックライン(投資家心理でチャートが動いているなら)にもなりますので。


というように、移動平均線ってポピュラー過ぎて見落としたり深く考えないインジケータですが、一番奥が深いインジケータですよ。

xの分析とMTF分析+移動平均線、ボリンジャーバンドの標準偏差のボラティリティが読めればチャートはもっと読みやすいものになります。


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