★★ 強みとなるロジックやセオリー
強みとなるロジックやセオリー
FXや株式投資のテクニック的手法は沢山あり、何をするにもスタートからの思考が間違っていたら、勉強の路線も違って将来的に実らないということをブログで説明してきましたが…
以前にも同様の内容で記事を書いてますが、FXは株式にはない為替特有の動きがあり、インジケータ及びオシレーターだけでは通用しないものがあります。
多くの方は、インジケータやチャートパターンだけをテクニックとして覚えることに注力していますが…
❇️前提となる主軸の理論
❇️テクニック
❇️相場観
❇️実戦力
の全てが必要です。
ロジックやセオリー…理屈・理論・論理があり、チャートの動きを視覚化しやすいインジケータの武器があり、経験による相場観と合わせて総合的にタイミング良く実行出来るスキルが必要です。
スポーツや武道の、映画や教則Blu-rayで実戦できませんよね?いくら1人で修行しても実戦訓練しないと強くはならないですね?
頭でこうすれば良いんだと分かっても、体は反応しませんし、経験が無いからイレギュラーな違う動きに即座に対応できませんので出来るはずがありません。
腰の入れ方=本腰
体や神経を使うものには必ず要となるものです。
同じ通貨ペアであれば皆んな見ているチャートは然程変わらないはずが、同じ時間眺めていて勝ちトレードが出来る人の差は、要となる方法論と経験の差ですが、その経験を積んでいくための根本的な部分であるチャートのセオリー的原則を理解していないために、多くのトレーダーが失敗します。
方法論が無い状態でがむしゃらに経験だけを積もうとしていたり、方法論を知れても経験が追いついていない努力不足があります。
こういう話をしても、移動平均線やMACDだけしかやってない人は信用しないものです。もっと違う美味しい手法があるのか?って…
手法はありますが…思考が違うんですよ。
方法論としては世間では知らない分析法がありますが、そういった方が求めてるものは初心者が今すぐ出来るゲームの攻略法です。
◯◯工法という技術を知ったからって自分が職人として直ぐに作品を作れませんよね。いくら言ってもFXで負ける人はトレード技術を数日で出来ると思い込んでますし、方法を知っても勉強していないんです。
毎日トレードしていても、観点が違うし勉強にもなってないから何1つトレーニングになっていないんです。
口では本気だと言ってても、それはお金が欲しいという本気の願望であって、トレード技術を習得したいという本気な人は非常に少ないです。
FXトレードをしたことがない人には、チャートのローソクは不規則且つランダムに好きに動いてる様に見えますが、少し経験が増えれば未経験の時と見え方は違ってきますよね?
ランダムではないのかもしれない、いやこういうところでは確かにいつも反発している、サポートされている、そうやって分かってくるさらに延長上に原理のセオリーがあり、分かっているかどうかでチャートの読みやすさは段違いに変わるものがあります。セオリー通りの動きを知ってるから今の相場はイレギュラーで触らない方が良いと分かります。
そこに視覚化出来る武器となるインジケータ、実戦力となるテクニックを合わせれば、総合的にチャートの波を事前に察知して待つことが可能になります。
勝っている人はたまたまで100pips以上の利確をしてるんじゃなく、それ以上取れる区間だと知ってエントリーしていますよ。
それが出来ないということは、見る目・読める目がなく理論も持ち合わせてないトレーダーだということです。そもそもの勉強・練習してることが違うんです。
そういうことをどの様に説明しても、想像出来なければ信用も出来ないことだと思いますが、テレビを見ただけで武道が強くなったと錯覚するレベルにいれば本当の達人の技は想像付かなくて当然ですよね。
子供の世界のトレーダーごっこをするか、論理的思考や戦略的にチャートが読めるトレーダーになるかの差です。
移動平均線1つとってみても、FXを始めるにあたって一番最初に入れてみるポピュラーなインジケーターですが、ただの方向を示す平均の線という使い方をしてそれ以上は深堀りしない人も多数だと思います。
SMA 単純移動平均線、EMAは指数平滑移動平均線、WMA 加重移動平均線、がありますがそれぞれに計算法が違い、特徴・メリット・デメリットがあります。
一般的にはローソクのclose価格を元に、SMAは単純に期間で割った平均で、EMAは期間で割っていても過去の期間以上のレートが加味され、現在レートに比重を置いた平均線ですね。一般的にはこの2つを知っていれば移動平均線は使えます。
移動平均線はトレンド、エントリータイミング、利確まで司れるインジケータです。closeの価格で引かれる線なので後追い指標で、平均を表すというのは一見して単純に平均=普通と捉えてしまいがちですが、平均だからこそ逆手に取れば分かることも多くある優れた線になるんです。
平均から逸脱すれば追いつかない平均線に返ろうとするローソク、平均が上がればローソクは共に進もうとします。平均線基準で見れば線を曲げれないローソクは反発しますし、平均線を見ればローソクの動きも読めます。状況判断に適したものだと分かりますね。
しかし、これは武術でいうところの武器です。チャートに備え付ける補助なんです。
チャートを読む補助の眼鏡というべきかもしれませんが、次にどうなって行くかを読む先見の分析は別にあります。
もう一度言いますが、別にあるんですよ。移動平均線は予定通りに進むか、平均値を見る使い方であって、インジケータに全てを委ねてる分析法ではないんです。
逆に言えば、理論の支えがなければどんなインジケータを使っても今とちょっと先のチャートの方向しか掴むことは出来ませんので、見つけた時に乗るしかないトレードとなりますし、前提の主軸分析の方法が違えば武器の使い方は全く違うものになります。
失敗しても正しい目線でチャートを見ていく経験や期間が必要で、継続していく努力が実るために、主軸となる分析法や武器が必要です。
FXはバックテストだけでは不十分で、先を見通せないと1つも利益に繋がらないものだから、ローソクはこう動いていくという支えとなるロジックがあってこその環境認識です。
主軸もなく各時間足を見てもMTF分析になっていいません。MTF分析は目的があるから時間足で調べるものです。
核となる分析法と併せてチャートを読むようにしてください。