cTrader/採用編。導入するFX会社はトレーダーにとって貴重な存在?? |ELDORADO-FOREX
トレーダーがFX取引を行うには、各証券会社で口座開設し取引ソフトとして自社アプリをダウンロードする流れとなっています。
国内は取引プラットフォームとして各社独自のアプリを提供している会社が大半ですが、海外の証券会社では一番人気のMT4及びその後継のMT5(Meta Trader)が主流ですね。
数は少ないですがcTraderという取引プラットフォームを採用する証券会社(口座)もあります。
今回はそのcTraderとMT5について掘り下げます。
cTraderは現在のところ導入している証券会社が少ないため利用する機会がない方も多くいると思われ、MT4や5の利用が大半を占めていることでしょう。
なぜ、cTraderの導入が少ないか…
これは導入時のイニシャルコストとランニングコストに違いがあります。
Meta Traderは初期費用のライセンス利用料が掛かる反面、cTraderは初期のセットアップ費用がMeta Traderより少額となります。
ランニングコストはMeta Traderは固定なのに対し、cTraderは取引量に応じた利用料といった違いがあるため、費用負担の面で導入の有無に差が生じています。
しかし、トレーダーにとって何より望む事はより快適に透明性があるトレード環境だと思います。
Meta Traderは導入後の保守・点検やカスタマイズは各証券会社負担ですが、それに対しcTraderのメンテナンス等は開発側が行います。
cTraderはプラグインの概念がないため証券会社の思惑で操作を行うには開発者に個別に調整してもらわないと不可能なシステムとなっています。
介入の余地がない取引プラットフォーム……
取引操作がないというのは私たちトレーダーにとってはより透明性があるプラットフォームではないかと思われます。
残念ながら現在のところ国内の証券会社はcTraderでFX取引は出来ませんが、海外の証券会社の一部ではcTraderで取引が可能です。
トレーダーそれぞれの好みや求めに応じて証券会社を選ぶべきですが、特に何も分からないといった方やこれからFXを始める初心者の方は取引ツールとしてcTraderをお勧めします。
スプレッドが広いと利益を出しにくいという事もありますが、低スプレッドを求める事は返って不透明なトレードを強いられ結果的により多くの損失が出る危険性を含む…危険性は否めません。
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