★ 才能まで壊すルール

 



もう何回か書いてる事の中に、FXに於けるルールや資金管理というものがあります。


どこのサイトにも書いてる資金管理方法やマイルールって、コピペのコピペのような一つ覚えの様に作られたページが増えて、それを読んでる人達が宗教みたいに信じきってますね。



ルールってそもそもなんで作られると思いますか?



答えは、出来ない人・破る人がいるからです。

出来ない者基準の目線でルールが作られて、もっと重大な事柄では破る人がいるから法律まで改正されていきます。

それでも守らない人がいるともっとおかしな法律に改正されて生きにくくなるんですよ。



ルールがあれば、それをチェックするルールやチェックリストも増え、余計な時間が割かれ注ぐ神経まで増えていきます。


会社ではルールを作る方がおり、社員は規定を守るように言われますが、違反をする者が出ればさらに強化されますね。

お勤めされてる方はこのルールが好きなのか、縛られてないと不安なのか、アニュアル好きもおり、FXでもルール、ルールと言ってますね。。




自分で経営されてる方はあまり枠に捉われずやってるのに。

勿論、公共のルールや交通ルールは守らなければならないし、法律も然りですが、それは自分以外の人との共存関係があるからです。

会社単位で言えば仕事が出来る者まで小さなものに縛り付けると負担が増えて窮屈で辞めていきます。

守れる人は言い換えれば言いなりになれるタイプで、自己主張もない仕事を作れるタイプではない場合が多いです。

会社にとっての利益は、ルールなど破っても売上を作ってくれる優秀な人材のはずがそういう方ほど辞めて独立しますね。

あまり細かく決めて良いことなどないのがルールです。



と、縛る行末を説明しましたが、FXの場合も同じで、ある程度の自分の決まり事は必要でしょうけど、ルールは絶対って決めてる人ほど自信がない小さい人です。


FXはリスク性商品で利益のリスクと損失のリスクが高い投機です。基本的に堅い考えの人はしませんね。なのに思考まで堅い人が向いてるのかってことも言えます。



国家試験などのデータでは会社員の合格が多く、FXは会社員より役員や自営業の方が残高が増えているという結果もあります。試験は決まり事を覚えるのが得意かどうかが影響ありそうですね。

FXはトレード出来る時間の作り方や証拠金の関係もありますが、このルールの考え方も影響されていると思います。



私自身もそうですが、私が知る勝っている人は、

①危なくないレバレッジ

②間違いに気付けば損切り

③到達点まで利確を伸ばす

これぐらいしかルールにしてませんよ。特に①②です。



レバレッジ計算すれば資金管理を煩く言わなくてもその範囲内に収まりますし、状況判断出来れば損切りして利益に変えることも出来ますね。

出来もしない、相場が今そうなっていないのにリスク1に対してリワード3でどうやって取るつもりなのか。-10pipsを4回出せば、120pipsの利益取れるまで終われない。無理だからって60pipsを数回に割ってで良いかなって心境になり、やってるうちにまた損切りでそれさえも取れなくなる。

これルールで守る事が大事?自分に出来ない約束をするとストレスを抱えますよ。



ルールの堅い頭だと…

例えば細い道路で横断歩道の信号が赤なら、青に変わるまで待ちますか?

海外や関西なら車が来てなかったら間違いなく渡りますね。



ルールはルールであって、状況判断が大事な時や、チャートでチャンスの時にも柔軟な対応が出来ない人は勝ちにくくなります。

ロットなどはローソクがものすごい勢いよく行ってる時は許容範囲をオーバーして勝負しても良いのに、所謂クソ真面目では…ね。


ドカンの心配…ドカンをするっていうのは、チャート分析が出来てない人がするんです。初心者の時に経験しても、ある程度FXをされてたらドカンなんかしなくなりますよね。切れば良いので。

ほら、これで1つルール減ってますね。

ポイ捨てしない事が当たり前の人に立札は必要ありません。

切れば良いのに人は切れないからルールが必要って言うでしょうが、そのルール通り切れるならルールは要らないんですよね。あっこの状況はルールに該当するから損切りしようではなく、エントリーのフラグを立てたところのミスで、利益になるトレードルールから既に破ってる結果です。

勝てる方法や軸を持ってる人は危ないと思えばただ切るだけなのでルールにすら入れません。


このように、ルールに煩い人は出来ていないから重視してるだけで、もう当たり前にリスク管理できている人は感覚でやらない事が分かってるから、丁度いいバランスは自然と取れてるものなんです。


お分かり頂けましたか?

ルールや資金管理と言ってる人ほど初心者に多いということです。若しくは分析力に自信がない方かコピペ業者です。最もらしく言ってる人は出来ていない人です。


利益を出してる人は、適切なロット設定にした上で、分析が大事と良い、如何に無駄なトレードをせず、何処で乗るかのタイミングに全てを注ぎ込んでます。

サラッと出来てる当たり前の事をわざわざ言うこともなく、項目にする必要がないですよね。


トレードを上手く進める事、負けるトレードを避ける事、失敗だと思えば切ること、全部分析で分かる事ですね。

誰でも含み損を見たら嫌だし、プラスが良いに決まってます。だから可能な限り損切りしないで良いポジションとタイミング、プラスに出来る見極めの技術じゃないのかなと思います。

ホームランバッターがボックスに立つ前に、三振のリスクばっかり考えませんよね。空振りしたらその時はその時です。




FXに手法は必要ない。資金管理だという人もおられます。

ある物の強度や物質を検査したり、成分を抽出して何かの数値や結果を出すにはそれぞれに適した分析法や解析法がありますが、FXのチャートも何か分かろうとしたらそのような適した解析法は必要です。不要という人は不要な範囲の小さな動きや分析を必要としない運要素でトレードしてるだけという限定的なものです。それを博打といいます。博打の人が資金管理を言ってもそれは所持金の計算をしているだけですね。

伝統的な芸術作品の人間国宝の技法は受け継がれてきたものですが、その作品を作るのに方法や技法は関係無いと言えるなら、FXにも手法は必要無いと言えるでしょう。何かを分かろうとするには分かろうとする別の何かが必要です。

何も持ってない人の屁理屈ですね。そういった情報に惑わされてはいけません。



負けることばかり頭に置いてどうやって勝ちの脳に変えていくんでしょう。

日本はDD方式が主流で、顧客の注文はインターバンクに流れない、チャートに全て反映されていない店頭FXです。ではチャートはどうやって形成されてるんでしょう。主に銀行やそれらと契約してる大口の機関投資家の売買、海外の注文システムでLPプールに流れる注文などでチャートは動いてます。

では、チャートに反映されてる方達のスタイルと言えば、機関投資家はテクニカル分析系、欧米の人の感覚は勝てる気しかしないという感覚で高値圏でもどんどんロングを入れます。失敗してもイケイケが多いでしょう。

それを聞けば日本では、高ロット・ギャンブル・博打トレードと変換しがちですが、イケイケと計算していないことは全然違います。日本人よりも賢い方が多いのでもっと分析してるでしょうし、先を読んでる結果の気持ちのイケイケです。自分を信じてるんですよね。

小さなルールに捉われず、失敗を恐れないために基本に忠実に、分析力を上げて勝負出来る準備、曲げない気持ち、何よりも大事だと思いますよ。


初心者の時に決めるルールは誰かの例でしょう。熟れてきた人のルールは無駄を省いた結果のルールです。ただ資金管理やマイルールを守れと言っても質が全然違うものを薦めてることになります。だから違うというお話でした。









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