勝てる方法はない…というけど

 



方法の有無

よく目にするのが、「FXは絶対勝てる方法はない」という言葉。


ん?そうなのかなと思いますが皆さんはどうですか?


投資や投機は絶対勝てるという約束が出来ないだけで、それは他人の保証など出来ないし、人がすることまで見ていないから当然で、本人がどこまでの知識や技術か分からない上に方法だけでは無力だからハッキリ言えない部分が多いのですが、方法論や技術・技能的なものを言えば絶対にないと言い切れませんよね?


では逆に、

「絶対に負ける方法」はあるでしょうか?

FXをしてる人ならそれは簡単だと言うでしょう。勝とうと思って試行錯誤して負ける人が多いので負けることは簡単です。


そう…確実に負ける方法があれば勝てる方法も存在することになります。少なくても私らはそう考えて必ず好転させれるトレードを構築するために試行錯誤してきました。

但し確実とは言い切れません。勝負は時の運とも言いますし何があるか分かりませんね。


確実じゃなくても方法があるということです。

陰と陽があるみたいに対のものは殆どのもので存在します。そうでなければ人間の文明はここまで栄えてませんね。何でも不可能と言ってたら不便なところから発明や開発は進んでこなかったと思います。実はFXの相場にも対になるものがあるんですよ。

信じるか信じないかの話ではなく、人間が物理的に不可能な宙に浮く話とは違って、自然現象のものをどうにかするよりは、FXのチャートで利益を取る方が簡単です。

もっと言えば…



ギャンブルより正確

例えば競馬などの順位を当てるもの。

私はしないので詳しくはないですが、データがあっても当てるのは難しいですよね?

私は、素人ですがある組み合わせでその日の数字を言う直感力があるので、競馬が好きな人が買いに行く時によく聞かれたので数字を言ってました。当ててたみたいで食事をご馳走になったり。

パチンコもお店の人が勝たせるものと絶対勝たせない台を作ってますよね?見る目が必要ですが、素人ではもう無理ですね。


それは置いといて、こうした当てるものよりFXはもっと正確に読めるものです。

読み方があるから勝ってる人はずっと勝てますし、分からない人は苦しくなってくるんです。平等な確率であれば初心者がもっと勝てていいものですよね。

ギャンブルは外したら一気に掛け金を失います。ハイローも同じですね。しかしFXは、当てずっぽうでやったとしても、損失額は含み損という形で確認しながら決済(確定)しない間は様子を見れます。ギャンブルみたいに一度で失うことは無く、証拠金が減っても預け入れた分だけで借金にもなりません。通貨のレート分の損失のみです。為替差損益ですから。

もう少し言えば…ギャンブルで1万、2万失うなら、失っても良い気があるならハイレバで一定時間入れっぱなしにするだけの丁半トレードの方が倍以上に増やせますよね。

同じするならギャンブルよりも確率高くFXで勝負出来ます。



理屈

野球の打率は3割、一流でも色んな要因で5割にはならないみたいですね。

ではFXもどんなに失敗しても続ければ勝率は3割の平均に落ち着くと仮定すると、上手いトレーダーは4〜6割、スキャルは短く利確するので6、7割(必要)という具合に決まってきますね。

3割であるなら負けは7割。それで利益になる最低のリスクリワード設定になってきます。

損切り10pipsの7回で70pips。

利確30pipsの3回で90pips。

20pipsの利益が残ります。


このように、30pipsが1つの節目や、トレードを行う上で取っておきたい目安pipsになってきます。

損切りpipsを少なくすることは可能ですが、5pips程度はどんなローソクでも揺れます。それで切っていたらどこでも損切りが積み重なってしまいますね。様子見pipsの最低が決まると利確pipsの幅は少なくてもこれだけ必要と分かってきます。


ですが、10回エントリーして20pipsなら、1回で30pips〜50pips取る方が効率が良いですよね。

これ、スキャルで回数する方が勝ちにくいということですよ。利確が短いと次やっても取れそうで、どうしても同じローソクで何度もエントリーしたり、同じ時間帯で上下にエントリーしがちで、要はせっかちなトレードをするから失敗確率を上げるんです。

テクニックを抜きにして、FX上にも物理的に勝てる計算がある場合は、こうしてpipsを取るトレードの方が利益になりやすく、損失の取り返しも早く勝率3割でも勝ちトレードになるという計算ができますね。その上に分析テクニックがあれば?



逆転の発想

私が初心者の3〜6ヶ月の時に、どうしても勝てない、この先この勉強法ではダメだと悟った時に考えたのが、

✅皆んなが見てる情報で勝ててるなら皆んな勝ちトレーダーなはず

✅歴が長いことと腕に相関性がない

✅80%負けるなら、その80%が見ていないものを知る必要がある。独学でそれが分かるか。

✅会社のノウハウは外には出ていない

✅ゲームも同じく、本当の情報は漏らさない(教えた者は不利になる)


という当たり前のことから、その事実を元に、発想を全て逆転させて考えました。

本当のことはネットにも表にも無いんですから、探すのは無駄で探り当てていくしかありませんよね?


そのキッカケは、ある国王は戦いを決めるのに2人の占い師に判断を委ねるため、評判が良い方は7割の的中率、もう一方は2割の的中率で、国王は後者を選んだという話を思い出して、これだと思いました。

分かりますか?2割の的中率なら外す8割は確かだということです。もう一方の当たる方より確率が上ですね。


探りあてていく必要があるなら、少ない勝ちの情報より、失敗してる確率が高い方が自分のデータでは確実な情報です。

自分のトレードの成功事例ではなく、自分の失敗をチェックして、必ずミスするチャートの形状を洗い出し、何故失敗するか毎日深く研究したんですが、この思考や発想が起点となってチャートの不規則性を打破できるものを発見したんです。それに合わせてインジケータを読みやすく、相場の反応を加味したものを研究し、それから色々改良を加えながら今日の分析法が出来ました。

何かを上手くなろうとしてもっと知識を詰め込んだり積み上げることが正しい業界や訓練法も沢山ありますが、手っ取り早く勝とうと攻略法を探したりするよりも、思考でFXトレードは好転させることが出来ますよ。


確実に負ける方法、自分が絶対にここは負けるということが分かれば、そこはやらなければいいんです。それが増えてきたら、エントリーできるところは少なくなりますよね?

そう…勝てるトレード、長く取れるトレードというのはそれだけ難しいところにあって、多くは乗りすぎ、エントリーし過ぎ、判断早すぎ、余計な損切りが多いから結果的に負けます。

同じ手法でも勝てない人がいるのは、こうした微妙なタイミングセンスの問題もあります。


逆に考えてみてください。切らされるなら切らなくて良いところはどこか。勝てたのは偶然じゃなく自分の力だと言えるように、取れるところと取れないところを明確にすることは上達の上で絶対に必要な自身のノウハウです。

これが熟されてくると、簡単なところだけエントリーして利益を取るという、チャートをATM代わりに出来るようになります。



という様に文章では簡単に聞こえると思いますが、失敗から方法を探っていくのも相当な時間と労力です。チャート自体がゆっくり形成されるので、1つの検証でも相当大変です。

そうやって得たもの、完成されたものだから価値があります。私達が情報を制限し少数にしか教えない理由をお分かり頂けたら幸いです。




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