★★ ★ ◯◯で勝てるようになりますか?

 




思考の差

「◯◯で勝てるようになりますか?」

こういう発想は正直に言って好きになれません。



その手法を習えば勝てるようになる?

など、で出てくるフレーズです。

そもそもの考え方が間違ってることに気付きましょう。



FXでやりたいことは、もちろん利益を増やすことですよね?

で、勝ちや負けのジャッジを何で自分で判断できないのか。

現在トータルで負けて、エントリー毎でも損失を出してるから「勝ちたい」「勝てる方法か」って発想になってますが…



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①20pipsの損切りを6回で120pipsの損失を出しても、1回で200pips取れたらトータルで利益は残ります。

②逆に、10pipsの利確を6回で、1回で100pipsのドカンをすればトータルでマイナスです。

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勝ちという基準が1戦毎にあるのか、トータルにあるのかで変わりますね。

①の履歴はマイナスが目立ち、②はプラスが目立ち、でもトータルで結果は逆。

その日のトレードをどこで入るか、どこでやめるかでも結果は違ってきますね。



では、その人の勝ちとは何か。

②の1回のドカンを無くせば勝ててたと言うのか、①の200pipsを狙って取れる技術があって、どうしても6回の損切りを出してしまった。

という状況だったら、どっちがこの後勝っていけそうですか?

②のドカンをする人は10pips勝てる手法。損切りが出来ない人。

①は200pipsを取れる手法。損切りをきちんと20pipsで決断しています。


どっちも勝てる手法だとすれば、負ける原因は本人の損切りにあることになります。


そして

③何をしても損切りしか出さない。

この段階の人、この結果になってしまう人は手法以前に、どこでもトレードしてしまう性格の問題です。



要は、どういう状況であっても最低限、乗っかり過ぎや損切り出来なければ、どんなに良い手法を持ってきてもその人が全部壊す事になります。

手法の問題ではなく活かせなかった本人の思考の問題が関係しますね。

どんなに良いゴルフクラブを購入しても打数を叩く人は上手くならないんです。思考も違えば1打の質も違います。


ソフトバンク社長の言葉…

「成功する者と失敗する者の違いは、頭の差より性格の差のほうが大きい」




では何が必要か?

手法というのは良し悪しやレベル・質に差がありますが、勉強する人が出来るようになるには、講師がその人のために最後までレクチャーする、費やす時間も関係してきます。

ただテキストを渡して見て覚える!では通用しないんですよ。それで出来るようになってたら困ってる人はいません。

テクニカルを覚える段階、攻略に向けての体勢が整っていない時に先のことをやっても成果に繋がりませんし、生徒も講師もレクチャーについて分かっていないケースが多々あります。


◯◯で勝てるようになるかって言ってる生徒側にもいくらでも損切りを出す性格差の問題等はありますが、出来るようにならない一方通行のレクチャー方法(テキストや動画のみ)にもそう言わせる原因があります。


では、講師側は1件毎にそんなに長い期間付き合ってられないし、安価な価格では出来ないと言いますね。だからそういうのは数を売ることしか考えてないんですよ。

結局はそのレベルを求めて購入するかどうかの選択の自由です。生徒側も勉強不足で一般大衆車に高級車の装備を求めたらダメです。しかし、何を売ってても1円でも受け取ればそれはプロ意識を持つべきと私は思ってます。


海外の偉大な投資家や著名な投資家は意志を継ぐ者や弟子がいたりしますね。




手法の差

✅では、どういう時に手法の良し悪しが関係するかといえば、上記で言うと

①200pipsの技術

②10pipsの技術

この差です。


手法の良し悪しの前に、資金を守る損切りは本人の考え方1つや決断力が左右することでしたが、このpipsを取る技術の差や、取れるテクニックの差は手法そのものの良し悪しに影響してきます。


それで勝てますか?と聞くなら、そのpipsで勝っていけるかを問うべきです。

だから、履歴やポジションも載せてないpipsを取れない人の言うことを聞いてたらダメだと言ってるんです。取れてもないpipsの画面は誰も出せませんので。チャートを読めてるなら短く利確しなくても良いですよね。


次に、短くしか取れてない人の技術を取り入れても、あなたが上手くなどなりません。損切りが多くて困ってるのにちょこっと取る手法ですよ?


ボクシングで例えると、FXは判定勝ちはなく、ジャッジ要らずの圧倒的勝利でなければ勝っていけないんです。

小さなpips勝利が良いのか、誰の目にも圧倒的に取れてるpipsが良いのか一目瞭然で、少なく見積もっても余裕がある勝ち方でなければ継続が難しくなってきますよね。

日によっては調子が悪い日、相場が悪い日、やらなければ良いのにやってしまうことさえありますが、そんな時にギリギリ勝てる手法よりは、手を抜いても勝てる手法の方が有利だと分かりきってますね。


ボクシングでは手を抜いて片手で勝てる、一発のパンチで勝てるパンチ力、私の場合は調子悪く手を抜いてもスキャルで抜けると言ってるようなものです。


本当に相場分析ができるなら、50pips以上、安全のために数日ぐらいの保有で数百pipsがFXトレードの利確平均になってきます。


初心者は利益額に目が眩んで見れてませんが、利益いくらって比較は問題じゃありません。

それはその人の証拠金(ロット)の差、出金後の証拠金(リスク回避のために減らす)で投機の規模に個人差がありますが、【pips】はトレードの質や相場分析レベル、強いてはテクニカルレベルに直結するものです。

ロットを上げて短いpipsばっかりで利益を上げてる人は一見儲かって見えてますが、どこかで吐き出す紙一重のトレードです。当てずっぽうのプラスやただのプラス切りでも利益はありますので。


「その手法は勝てますか?」ではなく、

「あなたは何を学ぶべきか?」の方が重要です。

利益などは後から付いてきますよ。


本気だと言う人の

本気で欲しいのはお金であってテクニカルではない場合が多いです。

これが「先に不変のテクニカル」だと言う人がFXで生き残れる人です。


勉強の方向性を決める勉強、資金管理法、テクニカル分析法、全て完璧ではじめてその年度にプラス利益を取れるようになります。


◯◯で勝てるようになるかを聞く人は、◯◯で儲かるか聞いてるだけで、自分の努力は後回しなんです。

人が流れてる業界に就職してお溢れに与りたいだけで、人がやらない業界でも儲けてる人のことを見ていない洞察力ということです。

完璧なテクニカルはなくても、圧倒的な完璧な勝ちはいくらでも存在します。それってほぼ完璧に近いテクニカルだと見抜けていない初心者、YouTubeやってるってだけの中から信用する人を探してる方が多いですが。


FXでまだ勝ってない方は色々工夫して色んなことや複雑なことなど難しいことが良いのだと思い込んでますが、勝ってる人はチャートの歪や隙を突いて単純に圧倒的に強いパンチを出してるだけなんですよ。それをどういうタイミングでどのpipsを取れてるものか、お金のことは横に置いて純粋に技能だけで見てみてください。

結局、巧みな人は波を把握してるんですよ。それは過去チャートでは見て分かるけど進行形の先端チャートで判断するために皆んなが求めても落ちてない是が非で求める技能があるだけです。




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