月々でスプレッド0
最近サブスクが多い中、FXにもこのサブスクが出始めました。よく広告を見ますが…
個人的には全く魅力を感じません。その理由はいくつかありますが、
①先ずスプレッド
スプレッドがいくら0になっても利益が出るわけではありません。0.1pipsでもプラスになれば含み益になるのが早いというだけです。
実際のチャートの動きはどうでしょう。エントリーポジションから直ぐにプラスになり、いつもどんどん進んでいくローソクにエントリー出来るものでもありませんね。
実際は、ローソクは上下に揺れ、ある程度のマイナスpipsや含み損時間があるもので、スプレッドが0でも負けるものは負けます。
要はエントリータイミングの問題であってスプレッドではないんです。スプレッド0をアピールするのは主にFX初心者を相手にしているという事です。
②月々
月3,000円でスプレッド0
1ヶ月20日トレードするとして、1日何回エントリーするかです。
見極めて1日のエントリーが5回であれば月100回。
3000÷100回÷5回=6
スプレッド0じゃなく0.6で打ってるのと同じですね?
国内FXでドル円0.2、ユーロ円0.4は一般的なスプレッドですので、ハッキリ言って使う意味無しです。
スキャルピング用とも考えれますが、1日50回エントリーしても、月1000回、3000円払えばスプレッド0.3となりますので、他の業者でやってるのも一緒です。
結果的にスプレッドを限りなく0に近づけさせるためには、業者的にはスキャル回数を上げさせて元を取らせるという作戦が必要です。
エントリー回数を上げる→相場の動きではない→自己満のエントリー→必ず負ける
これが狙いかもしれません。
③DD方式
スプレッドは業者が好きに狭く出来ます。
業者は顧客にレートを提示してFX取引をしてもらって収益を上げてますが、このレートも卸なんです。
一般的には顧客がスプレッド手数料を払ってるのが業者の利益になってると思われますが、これは顧客の注文が業者を通してそのまま市場に流れている場合だけで、顧客の買い注文を業者内で他の顧客の売り注文と相殺させていたら外部に流さずとも取引が成立します。スプレッドを狭く出来る理由はここにあります。
店頭FXのマリー取引はこうして、ローソクの揺れでどっちかが負ける、結局どっちも負ける、という確率が予め分かっているので外部に流すまでもなく両者の証拠金からの負け分が全部収益になります。
勝って出金出来る人数の何倍もの人から収益が上がるので、業者が勝つシステムです。
スプレッドが0でも2.0でも、分析とテクニックがある人は2.0pips下からロングを入れれるので同じです。流行りの言葉で初心者誘導しても、FXを知ってる人は騙されませんね。