★★★ 秘伝書・チャートは特殊な言語。
今まで、ある分析法の部分の言いたいことの例えが難しく、良いものがなかったのですが…
例えば…
古代の象形文字で書かれてる1冊の本に、チャートの動きを読める大事な秘伝が書かれてるとしたら…
先ず、その秘伝書があるかないか。存在するかしないか。
仮に目の前にあったとしても読めない場合は、世界中の人は自国の言葉で解読・解説しますよね?
英語や仏語、伊語、日本語、中国語などで読み解こうとしても、結局解読出来ずに部分的にそうなんだろうという憶測でしか言えません。
絵を追っても文章が繋がらないし意味は全然違うかもしれません。
どういうことかと言うと。
チャートの大事な部分を、いくら移動平均線やMACDなどのインジケータで読もうとしても奥深くまで分かる事はありません。ライントレードやパターン分析も同じです。
ダウ理論やエリオットを勉強しても、上述の象形文字の秘伝書=チャートの原理は読めないんです。
流れや動きを視覚化して追えるものは沢山あるけど、チャートの根本的な分析が分かるものではないからです。
分かってる人には共通して理解出来るもの、分からない人は見当もつかないチャートの読み方が存在します。
その秘伝書は大量に書かれてるって事はないんですが、チャートの世界では最も大事なことが書かれてるとしたら…という例え話です。
チャートの見て分かる範囲の読み方と、総合的に行方が分かる分析は違います。
私は、ブログでよく書いてるのが現在地の把握ですね。
このブログを読んでる方は現在地という言葉にどれだけピンときてるんでしょう。読んでない方は現在地って何?って感じですね。本当にその意味が分かってもらえてるか…
チャートを読む、FXの分析というイメージはそれぞれが持っているもので、何が分かるのが分析で、トレードする時のどの部分を明確にして根拠を見出すのが分析か、その必要や重要性があるか、ここがずれていると何も伝わないと思っています。
と言う前に、これらは伝わらない部分なんです。
FXは、どんなに素人でもトレード出来てしまうので、奥の深さが見えません。全くトレード出来ないぐらい難しいなら明らかにプロに習おうって分かりますが、ちょっとのpipsでプラス決済は子供にも出来てしまいますね。
だから勉強してる人は意外と少ない。
負け続けていたら勉強する必要性に迫られますが、少しでもプラス益で終わっていたら、勝ててると思ってトレーダーレベルを上げようとせず、今の方法で良いんだと思って修行をしなくなります。負けてる時に比べればプラスだから。
そういうのは勝てるようになったのとは違い、月単位・年単位で通用しなくなってきます。
今週は先週と比べて全然ダメだったとか、この相場は難しくて昨日とは違って損切り多発…こういう人です。
チャートを開いた時に、今見てる人と、1、2時間後に開いた人では見ているレートは違いますよね。
トレンドぽく上がっていたらロングで取れるだろう、オシレーターで上ならロング、今日の朝から続いて上がってるからロング。
こういうのは分析ではなく見たままトレードです。
肝心な、どこまでそれが続いて終わるのか、そこまでは大丈夫だから押し目を狙う、そのあとはこうなるから利確し様子見と読めるのが分析です。
分析は先を読み、計画を立てれるものじゃなければ意味がなく、少し先の到達点まで読めなければロングを入れたら祈ることしか出来ません。
後でチャートを見た人の方が有利なレートで入れれることがあるのは、相場がそうなると分析出来る技術があるからです。それだけ分析力が有利になってきます。
インジケータやオシレーターで示す方向しか分からないというのは、テクニカル分析でいう10〜30%の把握力です。70%は勘に頼ったり、ローソクにお願いしてるから裏切られることが多くなります。
仮に70%が分かっても勿論外す事はありますよ。
それほどイレギュラーなことが起こるから、当てにいってももっと外す方が殆どで皆んな負けるんです。
完璧で完全なものはなくても、不完全のレベルが違うってことです。
どう頑張っても20〜50%が限度の分析と、60〜90%にまで精度を上げれる人の差は大きなものです。
大袈裟に言ってるように聞こえるかもしれませんし、そういう読み方がFXにはないという方もいるでしょう。何も確かなものはないからいい加減に言ってると思う人もいるでしょう…
しかし、今のチャートの動きで30pipsまでしか取れない人と、300pips(3円幅)取れる人は同じ分析レベルですか?
この差って、たかが10倍pipsですが、明らかに違い、ものすごい遠い道のりがあります。プラスにすることがやっとの人は50pipsも取れたら大万歳です。
今日は上がるだろうと、ロングで何回か数pipsを抜く人がいる中で、それは上がってるのではなく一時的に戻してるだけと数百pips上からショートエントリーしてる人がいます。
どっちも同じ勝ちですが同質ではない分析ですよね。
読めているテクニカルに差があるからpipsに現れるんです。長く取れるほど偉いと言ってるんじゃなく、同じエントリーで同じスプレッドを越えて損失リスクが同じなら、どこまで取れるか分かる方が1エントリーの利益効率は上がりますね。
効率を考えるのは逆に言えば無駄な事をしないってことに繋がります。
長ければ良いってものじゃなく、含み益を戻される前に利確しておく判断も必要です。
利益を残す・勝って行くというのは、上手く立ち回るトレードが出来るかの目が重要になるってことです。手法も勿論差がありますが、それだけじゃないセンス・判断力・決断が関わってきます。
トレーダーレベル、その距離が分かる人でなければ成長出来ない世界なのがFXです。
チャートの原理原則が分かるかどうかで、全ての手法やインジケータの本当の使い方が決まる。
それが分からないから、あーでもないこーでもないとテクニカル分析で色々言われてることが多くなってくる。それは秘伝書の象形文字(原理)を分からずに自国の言葉で各々に読んでるからです。
自己流は事故に遭う確率が上がることが目に見えてるから言えることです。人より何か優れた面がある人や、プロが食べていける秘伝は、一般の人には教えないから出来る人は有利な位置います。
そんなものはないと言うなら、皆んなが知る事はどれも同じレベルでプロがやってることは一般レベルの知識になります。そんなプロはどんな世界にもいませんね。
プロにしか分からないレベルのものがあるからそれで食べていけるんです。一定レベル以上の人が持ってる共通認識(分析のポイント)です。
そんなものはないと言うのは、本髄を知らないから「無い」と言えるんです。プラスマイナスで揺れ動くトレードは誰にでもできてしまうから、テクニカルが分かってるつもりになる理由です。
私が出来たなら自分でもいつか出来る、分かる時が来る?
近いところまでは分かることもあるかと思いますが、この記事で言ってる秘伝や象形文字の例えの部分は、恐らくトレーダー1万人に1人ぐらいしか気付かないものです。
ハッキリと言いますと…現トレーダーでも、10年以上の歴があっても知らない原理。独学でそれを習得することは宝くじを当てるようなものです。気付いたところで使えるまで仕上げるのは恐らく無理です。
もう少し具体的に言うと…
ローソクの波が上がって行く、下がって行く、ということが向かう前から分からないから、ローソクを見た時の方向にだけエントリーして、揺らされて損切りをしたり、含み益になってきたと思っても数分後〜数十分後に戻されて含み損で損切りする。
ロングで揺らされ、ドテンでショートしても、結局は思うほどpipsが取れずに、いつもマイナスpipsだけ大きく伸ばされる。
ラインやパターンで、嵌った時だけ大きく利益を取れてしまうから分析が正しいと思っている。
他にもっと良い方法があると思って探し、前より良くなってきて損切りが少し減った。
これは、見たままトレードの典型で、分析が出来ていないんです。
ローソクと波の方向、伸びる箇所、レンジが出来る場所、トレンド発生と到達点、転換、ポジションの取り方やタイミングの読み方、いつどういう形で取りやすい場面が来るか、など計算がない無計画なトレードです。
それを分かるためには、チャートのもっと深い部分の原理が必要ですが、これを説明してる人は皆無です。
試験や資格取得って…ただ闇雲に勉強しても合格点はくれません。合格するための目的ある勉強をしなければ。
FXも同じで、為替に詳しくなっても世界の動向を知っても、専門家が必ずトレードで勝っているというものではないので、要領良く利益になることだけ覚えれたらいいんですよ。
余計な遠回りして数年掛けるか直線で行くか、そこで大金を失うか、早くプラスに出来るかが変わってきます。
私のトレード術は、それを使ってるから簡単に分析出来て、簡単にpipsを取れてます。
大きくpipsが取れる方法を知ると(出来るようになると)、小さいpipsで勝つことが楽になりますよね。小さいpipsで勝つことに慣れると大きく取れなくなってきます。損切り幅は誰でもそんなに変わらないので、プラスにどれだけ広げれるかが勝って行ける余裕。
だったら最初から大きく、プロを目指す方が結果的に早いということです。
これは事業所得や不動産所得者は含まれていない、給与所得者の%です。
お勤めされてる方の場合が、4.5%というものですね。
1億円以上の所得者の約半数以上が、その他の区分に該当する株や先物のトレーダーである投資家・投機家です。
FXは勝てる人は10〜15%。初心者の9割はやめる。5年以上続けたら6割は勝っている、など色々調査結果で言われてますが、どの世界でも10%ぐらいに落ち着くものと思います。
同じ5〜10%ですが、1億は無理でも1000万円以上を目指す場合、FXはどういう利益にすれば良いか考えてください。税引後のトレーダーの手取りも大体同じという前提で言いますが…
1ヶ月20日、毎月100万の利益想定の場合、1日は利益5万以上
10Lotで1エントリー=5.0pips
5Lotで2エントリー=5.0pips
1Lotで10エントリー=5.0pips
1Lotで1エントリー=50.0pips
0.2Lotで5エントリー=50.0pips
⚫︎1回でpipsを抜く方が難しくなりますが、ロットを上げて数pips抜く場合でも正確性と再現性が問われます。結局は勝てる方法を知っていないと出来ないってことです。負ければロットが大きいほど損失も大きくなるので、損失を考えればロットは低い方が安全なのは言うまでもありません。
3Lotで4エントリー=100.0pips
これで120万あるので、月に1回2、3日で取れるトレードです。
5Lotで5エントリー=50.0pips
これは125万です。週に1回は取れる幅ですね。
毎日プラス益を目指すと失敗する日が出てきて、稼ぎ続けることは不可能に近くなりますが、週や月単位で考えたトレードにするとチャンスの時だけに絞って利益を増やすことが出来るという考えを持てますよね。
給与所得で年収1000万は本当になかなか超えられないものですが、事業者になって越えようとしても何十年も継続は難しいものです。
でもトレーダーなら、技術を覚えれば可能性は他のものより高くなります。何をやってもお金は掛かるし、毎日労力は使います。それを打てる証拠金と技術が有れば月に1回ポンポンと5エントリーですよ?
だから、取れる技術のベースを最低30pips、60pips、目指すのは100pips以上という基準をこのブログで言ってるんです。それを持てば30〜50pipsは結構な頻度で取れてくるからです。
少々の損切り費用は賄えて余裕の利益と時間が生まれますね。
1回で100pipsは難しい…だから数pipsで利確するしかない…そう思ってる人いますか?
今年FXを始めた人でも100pips取れてます。30や50pipsも取れないのはテクニカルが悪いか努力が足らないか、固定観念や癖が邪魔かハッキリしています。