リスクリワードレシオ
リスクリワードレシオ
よく言われているリスクリワードですが、これは1回のトレードにおける
「リスク(損失)」と「リワード(報酬)」の比率のことをいいます。
全部のエントリーで勝とうとすると、これは自分本位なタイミングによるエントリーになるので、相場スピードとは違い利益にならない損切りが増えるのが常です。
FXはギャンブルの賭けではありませんので、先の予測は分析力と経験があれば立てれます。
成功しなさそうなエントリー以外は避けるという目を養うのもトレーダーとして不可欠な勉強ですし、元となる分析が間違ってなければエントリーする気にもなれない時があり、即ち損切り回数も自ずと減ります。
リスクリワードの計算方法
リスクリワードレシオ
= 勝ちトレードの平均利益 ÷ 負けトレードの平均損失
勝ちトレードの平均利益額と、負けトレードの平均損失額が同じか近い数値であれば、リスクリワードレシオは「1」となります。
リスクリワードレシオが「1以上」になるなら、利益額の方が多い状態になっています。
エントリー1回で成功すればリスクリワード1以上で、数回のトレードを続けて大数の法則通りに数を熟せば勝率も上がると思っていたらFXはその通りにはなりません。
分析の大切さ
コインの表裏を当てる賭けみたいに、ローソクが上か下かではないのがFXの面白い点です。
一旦上がって方向を当ててもエントリーラインより下がって戻らない事は多々ありますね。
ポジションが悪いと方向を当てても一向に含み損が解消されない事もあり、利益になる確率は1/2ではなく利益を見て含み損に落とされ切らされる事もあるため1/4になってきます。
さらにそこにトレーダーの性格が加わり、方向が合ってても待てない損切りがプラスされてさらに利益になる確率が下がります。
1/2の当てずっぽうの方はエントリー根拠がありませんので1/8の確率ぐらいになってきますので、負け続けるという事も充分にありえます。
リスクリワードは難しく考える必要はなく、いつも損切り5.0pipsで様子を見てる方なら、25.0pipsを取れるところを狙うトレードをすれば良いんです。
1回勝てば3回負けても利益が残りますし、4回目に勝てば良いので精神的にも楽になります。
ここでよく考えてくださいね。
損切りは様子を見るpips幅が必要です。
2、3pipsではローソクの上下で上手くプラスで切れるのに、直ぐに損切りしてしまっては損切りだけで証拠金を減らします。
ですからどなたでもどんなロットの方でも最低の損切り幅というものが出てきます。
そこで利確が早いスキャルピングで回せばどうなるでしょうか?
折角の利益になる動きで損失の補填も出来ず、また次に損切り数回…これがスキャルの欠点です。勝率を高めようと努力しても、必然的に起こる損切りを考慮していないトレードということになりますね。
ではどうするか…
利益を取れるところではしっかりとpipsを取っとくべきなんです。
利益はスキャルじゃなくデイトレで良いんですが、それなら最初からデイトレ目線でエントリーを狙えば良いというスタイルの矛盾トレードが起きます。
5pipsを3回損切りして25pipsを1回勝つ。
4回中1回勝ちで勝率は25%なのに10pips利益です。
もっと言えば勝てるところを1回30pipsやって終われば、9回も損切りしなくて良く、勝率100%です。
10pipsで利確・3pipsで損切りを決めてるルールの人と、50pips狙いで分析して仕方なく10pipsで損切りする人とのトレードの差は、後に出てきます。
損切りは必要経費とするなら、リスクリワード的にも、分析は数十pips狙えるところを見る目が必要になると思いませんか?
1、5分足で細かくやってて揺らされてる手法で勝ててる人が少ない理由です。
10pips利益では負けも同じぐらいのつもりで考えないと…ね。
リスクリワードは3でも5でも構いません。
100.0pipsの利益を考えて分析やトレードをしていたら5.0pipsの損切りは20回できます。
少ないpipsしか取れない手法こそ破産確率を高めるということです。
必要性を痛感
長く含み益の状態を作る手法が必要と頭で分かっていても、今日から明日から急に変えれるものではありません。
ブログで何度も書いていますが、本当に何度もトレードで頭を打ってきちんとチャートを読まないといけないと身を持って分かるまで苦労しないと、人は考え方を改める事ってしません。
この人がこの手法で稼げてるから自分も正しい……その人が本当のところのノウハウを全て出してる保証がどこにあるのか…。皆んなが理解しやすい、ウケがいい手法など出そうと思えばいくらでもあります。所謂初心者向け情報です。
それを信じてる考えから変える必要があることをこのブログでは何度も言っています。
自分は5年もやってるから初心者ではない?FXに年数など無関係で、分かるか分からないかの差は非常に大きいものです。
必要性が分からない方のために簡単に言いますが、1エントリーで10pipsや20 pipsが精一杯の手法と、50pipsや100pips取れる分析法はどっちが得で楽できるかです。
根本的に違う事もあり、皆んながチャートの先は分からないと言ってる間に分かって仕掛けてる先行型トレーダーがいるんです。
≪お薦めFX会社≫
≪公正な取引プラットフォーム≫
✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼